サカイスト単独ライブ「ist.〜バンビとビーバーの小競り合い」@ヤクルトホール

完全にデン様に堕ちた2010初春。
…まあ、堕ちたの後にかっこわらいが入りますけどね。そもそも単独ライブに行ったのが初めてだったので、単独ならではの独特な空気やらが初体験でなぜか緊張してしまいましたが、すっごくどきどきして楽しくて素敵な2時間でした。次のコントが待ち遠しい!って素直に思ってしまうくらい。単独ってすごいことなんだなぁと。酒井兄弟が更に好きになりましたよ。

  • オープニング漫才(出囃子:おしゃれ番長)
  • オープニングVTR
  • PM10:00〜歌舞伎町〜
  • 爆進戦隊ダッシュマン
  • たくやくんとおじさん
  • デン神様占い(台本なしムチャ振りコント)
  • 再会
  • VTR(検証:まさよしは本当にオカマなのか)
  • 漫才
  • バンビとビーバーで『smile life』
  • デンコレ 2010春(花道にて)
  • エンディング

大まかな流れとしては、方向性の違いから解散した兄弟デュオ「バンビとビーバー」が色んな人とちょっとずつ関わりながら再会して、夢を思い出して再結成…っていうものなんですが、ネタが細かくかつ分かりやすく仕込んであって、どのコントも単体でも笑えるけど、前後のつながりがあるから余計に笑えるっていう、2時間でまるまる一つのコントをやっているかのような感覚でした。序盤に出てきたコントと後のコントがリンクしてたり続きだったり、っていうのはよくあるパターンだけど、丸々全部をリンクさせちゃうのって随分大胆だなぁと思いました。まぁ、他のコンビの単独に行ったことないので一般的なのかも分かりませんが。
そして、コント『再会』での最後の台詞が「歌いたい!」だったのにも関わらず、次がVTRでその後も普通にサカイストの漫才だったため、ぶつ切り感が半端じゃなくて、頭の中がだいぶ「?」で一杯だったんですが、その漫才が実は前説でその後バンビとビーバーが出てきて1曲歌うっていう、結局最後までバンビとビーバーのコントだったっていうのがすっごく気持ちよくて。決して上手くはないまさよし氏の歌声にニヤニヤしっぱなしでした(笑)
漫才に関していうと、初めの漫才と最後の漫才のテーマは「彼女のお父さんに挨拶に行く」っていう同じものなんだけど、一つ違うところがあって。それはボケとツッコミが逆だっていうことでした。最初はデン様がツッコミでお父さん役をやって、挨拶にきたまさよし氏がどんどんボケる。でも最後の漫才は、デン様がボケで挨拶に行くまさよし氏に着いて行って好き勝手ボケる。どっちもとてもおもしろかったけど、個人的には最後の漫才が好きでした。まーくんってすごいしっかりしてておもしろいけど、お兄ちゃんいないと物足りないよね、っていう。そういう漫才。…な、気がした。全体的にもだけど、端々で「おにいちゃんだなぁ」「おとうとだなぁ」「兄弟だなぁ」と思う場面がいくつもありました。
…何か上手いこと感想が書けません。レポどころか感想も書けないとは是如何に。いや本当に楽しかったんです。いつもライブを見に行って「おもしろかったーよかったー」っていう感想とはまた違う「ああ良かった、良いものを見れた」っていう感じ。まぁ気合の入れ方が違うんでしょうから比べるのもおかしな話ですけど。私はあと一箇所しか行く予定はありませんが*1もっと他のコンビの単独も見てみたいっていう気になりました。色んなコンビの本気が見たい!!!
あ、そういえばデン様の本気…は新髪型にも発揮されておりまして(笑)何かふわっふわになってましたが、弟曰く「いくたとーま氏」を意識してるんじゃないか、と。それにまつわる兄弟のやりとりがとんでもなく可愛かったので忘れないようにここに書いておきます。「兄ちゃんがそういう風に見えてるって思われるのが恥ずかしい」らしいですよ(笑)

*1:チーモンではありません…